転職とAIに関する、僕なりの悩みをつづってみる(その2)
こんにちは、おっさんです。
2018年、僕らおっさんとしての、平成最後の夏が終わってしまいましたね。
今年の夏というと、僕は平成最後の引っ越しに、あらゆる時間を費やしていました。ですが、一人で梱包なりいろいろ頑張りすぎたおかげで、風邪をひき、あげく発熱をともない、ひきっぱなしのまま、ぽんこつに会社の仕事をこなすだけの日々で、そして8月が終わってしまった、そんな感じです。残念極まりない。
そして今日。後ろでフットボールやっている男子の軍団に、スポーツの秋な気配に突入感を感じながら、大好きhaimを聴いて、8月分の書くはずだったブログをしこしこ書いてます。(•̀ᴗ•́)و ̑
で、さっそく、前回の続きから。
おさらいしながら書いてみます。前回は、こちらの記事を参照しながら、実際に転職でマッチングしてくれる人材紹介会社の転職エージェントさんの仕事を例に、AIの代替価値について触れてみました。
で、以下記事から引用。
そもそも、転職者にとって、転職エージェントの顧客価値とは何なのでしょうか?色々とあるとは思いますが、以下があげられるでしょう。
1. 自分にあった求人を選定してくれる
2. 自分の市場価値を教えてくれる
3. 自分にどんな仕事が向いているのかを気づかせてくれる
4. 業界の専門知識・情報などを提供してくれる
5. 内定率を高めてくれる
6. 入社後の満足度を高めてくれる(ミスマッチを防ぐ)
7. 新卒と異なり1人で不安な転職活動、第三者に相談できる安心感を提供してくれる
8. その会社を選んで良いのだと思える意思決定への納得感がほしい
人工知能等を活用した代替価値というのは、主に1の代替という観点で議論されている事が多いように思います。ただ、この自分に合ったというのも求人分野については、クセモノでして、何を持って自分に合ったと感じるかを定義するのが難しい課題なのです。
そうそう、そうなんです。AIが選定してくれた求人って、ほんと、あんた、自分の深層の志向、あててるわーーーあんた、すごいわーーー合っているわーーーーーー!!っていう、感覚に残念ながらならない。そうですか。そうなんですか。ありがとうございました。そんな、そんな感覚で終了するのが非常に残念でして、実感がつかみきれないのが、今のAIと転職にまつわる、僕のエトセトラです。
あと、これですね。AIからレコメンドされる求人が、正直、今いる会社より俄然が小さかったり、仕事内容が、微妙にスケールダウンしていて、しょんぼりするみたいな。俺、社畜としてがんばってきたのに、ぜんぜん、むくわれないじゃーんって思うんですよ。
で、その思いのアンサーリリックが、こちら。
例えばですが、LAMP環境での開発経験が3年あるエンジニアには、社名を知らないIT/WEB業界の企業のエンジニア求人10件並ぶでしょうけれど、「・・・で?」という事です。
「・・・?」の・・・部分に隠れている言葉は、「なんで私に、この求人なの?」だと思います。
おおおおおおおおおおお、俺の気持ちだーーーーーーーーーーーー !!!!!!!!
で、その問のアンサーも、この記事にはあります。アンサーオブアンサーリリック。
これ自体は、理論値を提示するという事で一定のレベルでは解決が可能かもしれません。
転職者にロジック・アルゴリズムを開示するという方法ですね。
ただ、理論値の提示にも限界があるのではないかと私は考えています。
そう。そうが今日はとても多いけど、ロジックが提示されても、小難しそうだし、根拠もわかんないし(負け犬なんで)、あと、(負け犬なんで)作り手のいいわけにしか聞こえなさそうという、僕の敗北感にビットがたって、それはあてにもしないと思います(負け犬なもんでね (´・ω・`) 。
で、なんでこんなことが起こるかというと、転職マッチングが、求職者や企業双方の期待値調整って、はてな?つきで伝えていて、そうなんか、あまり強く意識したことなかったけど、双方が高みの希望を目指すから自ずと高まり、だから各々決まらない、マッチングしないってってことみたい。まあ冷静に考えると、そうだと思う。なもんで成約料でお金をいただいている、客観的な立場の転職エージェントさんが、現実的にアジャストするように、双方の希望なりの条件を現実的に見定めるよう、伝えて考えなおしてもらったり、適正な条件に合意してすすめてもらっているみたい。なるほどね。i see。
詳しいことは、ぐぐってでてきた、とてもわかりやすいブログのこちらを参照してね。
で、ロジックの提示だけでは、根拠そのものがわかりづらいのは、僕はやっぱり、僕がどうして転職したいかの文脈が伝わっているかだと思っていて。
この記事にも、重要な意思決定には、求人の検索結果やロジックという情報の断片(=この記事ではコンテンツといっているけど)ではなく、その情報をつなぐ文脈そのもの=コンテキストが大事と書かれていたよ。
あくまで現場での体感値・持論ではありますが、理論値は、静的な情報=コンテンツであると考えています。転職者が転職という人生の節目において、重大な意思決定を行うには、動的な情報、コンテキストが必要なのです。
では、動的な情報・コンテキストとは何でしょうか?
結論からお伝えすれば、転職者の人生の過去~現在~未来を含んだストーリーです。
過去や未来や今を、伝えることは、オンラインの転職サービスではやりきれてないしね。いいね、求人の振り分けフリック、閲覧履歴は、点ではなく、線として僕の全容、思いは伝わりきれないんだろうな。
いまのところ、AIは不定形なものや、パターン化されてない情報を、総合的に判断するようなことはできないみたい。それは人間がこれまで行ってきた、得意とすることなんだよね。でもAIはいつかは、そうしたコンテキストをくみ取り、判断できるようになるんだろうね。
で、僕は、人生なりの相談を、常に誰かに客観的にアドバイスを求めたい、相談したいと思っている。信頼できる転職エージェントさんは、僕なりにいるのだけど、僕はいつも質問だらけなので、僕だけのために彼らの大事なプライベートの時間を拘束するわけにはいかないと思っている。
1社専業時代がなくなる時代こそ、パーソナルコーチのようなキャリアサポートを行ってほしい需要は今後ふえるだろうし、いまの技術だったら,AIが行うサービスが近しくあらわれると思うんだ。と、本題から少しかけはなれてしまったけど、僕はそうした夢をみながら、これからひっこしの片付けをいそいそするとします。
ではまたね。